単位と戦う医学部生の進級戦記

関西の国公立大の医学生です。勉強とか大学受験のこととか書く…かもしれないです…

ここ最近話題の私立医学部の入試不正について医学生はどう感じているか

最近医学部入試不正の話題が盛り返してきましたね

問題は医学部入試において女子、年長者がこっそり不利になるようにしていたことです。

個人的に思ったのはまあそれはやるよねっていう感じです。正直女医も多浪生も増えて欲しいとは思わないです。

まず、一般の人にわかってもらいたいのは医師を養成するにはお金と医療現場の負担が必要です。

今世界的に医学生の医療現場での実習を増やそうとい流れになっているので日本の医学部も実習時間を増やしていて病院の負担は増え続けています。

そうやってお金と労力をかけて出来た医師には出来るだけ働いて欲しいと社会的には偉い人達は思っています。出来るだけ診療科バランスよく別れて

 

ところが、まあ女性は大体皮膚科とか眼科とかに行っちゃいます。うちの大学病院の皮膚科は9割以上女性らしいです。

アメリカでも皮膚科などを目指す医学生が多いことは嫌がられています。ただアメリカは日本と比べて診療科をめぐる競争がかなり激しいので日本ほど問題になっていないだけです。

だから正直不正しないとみんな困っちゃうよねって感じです。

欧米のように男性も育児に参加することを認める社会ならいいですが、この国はそういう素敵な国ではないしので女性医師が増えたら男性医師の負担が増えるだけなんで

不正は問題になるので女子医大もあるし男子医大とかにしちゃったらいいと思います。

 

あと一つムカついたのは不正しないと女性医師が増えてしまうという意見もありましたが、それは私大医学部限定の話じゃないでしょうか?

基本的にみんな国公立医学部を目指します。学費をみたら理由は明らかですね笑

そして入試は大体どこも理系科目中心の試験です。

そこで理系が得意な男子が多く受かって落ちた女子とそもそもセンター試験悪すぎて国公立大学医学部を受けれない集団が合格を巡って争うのですから私立医学部で女子が多くなるの当たり前だと思います。

なんか男子はバカとでも言いたいような報道の仕方だったので言わせてもらいました。

多浪生についてはまた書きます〜